針葉樹

米ヒバ(イエローシダー)

沖縄では和室の造作材として多く用いられます。

主には障子・欄間に使用します。

オイルステインには不向きですが、ペンキで色をのせるのには向いています。


米ツガ(トガ)

こちらも和室の造作材として用いられます。

沖縄ではあまり使用されていませんが、ごくたまに県外のお客様が指定されることがあります。

主には障子・欄間に使用します。

こちらもオイルステインには不向きです。

塗装はクリア(ニス)塗装・ワックスをお勧めします。


米杉(レッドシダー)

和室の造作材として用いられます。

高級感を出したいときにお勧めです。

主には障子・欄間に使用します。

塗装はクリア(ニス)塗装・ワックスをお勧めします。


今はあまり出ませんが、和室の造作材として用いられていました。

皆様も良くご存知の樹種かと思います。

主に雨戸・障子・欄間に使用します。

塗装はクリア(ニス)塗装・ワックスをお勧めします。


和室の造作材としては高級材です。

一般住宅よりは寺・神社に使用されます。

障子・欄間に使用します。

塗装はクリア(ニス)が一番お勧めです。


広葉樹

メラピ(メランチ)

沖縄の公共工事によく用いられます。

塗装ノリも良いので木の色そのままよりは色をのせて使用することが多いです。

框戸に使用します。

まれに障子にも使用しますが、細くなればなるほど捻り易い性質があるのでお勧めはしません。

塗装はオイルステイン・クリア(ニス)・ワックス・ペンキとどれもお勧めです。


タモ(ホワイトアッシュ)

木目の美しさから一般住宅の造作に多いです。

框戸として使用するのが主です。

ナラ同様水に濡れると割れを生じやすい性質があるので水周りにはお勧めしません。

こちらも塗装はオイルステイン・クリア(ニス)・ワックス・ペンキとどれもお勧めです。


ナラ(オーク)

こちらは建具として使用するよりも家具として使用することが多い樹種です。

木目の中の斑点が特徴的です。

タモ同様水に濡れると割れを生じやすい性質があるので水周りにはお勧めしません。

塗装はオイルステイン・クリア(ニス)・ワックスがお勧めです。


チーク

こちらも建具として使用するよりも家具として使用することが多い樹種です。

水濡れに強いので室外の建具として使用することが多いです。

油を含んでいるのでシロアリの害もありません。

こちらはワックスが一番お勧めです。


ニヤトー

木目としてはメラピに似ていますが、別の樹種です。

メラピよりは捻らないので障子としても使用できます。

赤みのある色が特徴的です。

塗装はオイルステイン・クリア(ニス)・ワックスがありますが、木の色を活かすならクリアかワックスがお勧めです。